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ゲフェンにて 壱
ゲフェンといえば魔法師を志す者が一度は来なくてはならない街である。
そう、魔法学校。懐かしいこの場所に久しぶりに足を踏み入れる。

挨拶がわりにちょっと茶目っ気をだして
「マジシャンに転職させてください」
と言ってみたら、随分失礼な応対をされた。

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このWIZ様を他の職よばわりとはなんだい。
もう少しまともなあいさつは出来んのか。

だから君はいつまでたっても

マジのままなんだ!


(自分より高レベルなスパマジかもしれないということは、この際考えないでおく)


そういえばマジシャンへの転職試験のとき・・・・・・
混合液の材料を書いてある本がどこにあるのか探し回ったものだ。
懐かしい気持ちで本棚の前に立ってみる・・・・と。
いまさらながら大変なことに気がついた。







ゲフェンにて 壱_c0035483_13162335.jpg上にある本が取れないじゃないか。
マジの頃は気にもならなかったが、これは極めて不親切である。
ペコにのった巨漢の騎士かクルセイダーに槍で本をつついて取ってもらうしかないじゃないか。
なぜこんな手に取ることさえ困難な場所に本を置くのだろう。
読まれたら困る本なのだろうか。
脚立が買えないほど魔法学校の経営が困難だというなら(なにしろ瓶の販売だけでなりたっている学校だ)、せめて器用なものに踏み台を作らせればよろしい。

最近の魔法師の中には器用な者が多い。オーラを発している者で大魔法を気持ち悪いくらいの速さで詠唱する者がいたら、その魔法師はきっと人間国宝級の技術で彫刻なんかも出来るに違いない。
だから踏み台など子供が牛乳パックで工作するよりも容易く作ってしまえるだろう。


*日曜大工をするマジ、WIZ、セージ達を想像してみよう。もちろん頭には頭巾かバンダナか、熱血鉢巻だ。

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魔法学校を出てから武器屋によってみた。
ここは杖を売ってくれる。代わりばえしない品揃えだ。
今はスロットつきのアークワンドがここの粗末なアークワンドより安い値段で、露店で売られているから、いつ来ても店は閑古鳥だ。
しかしこの店に来ると思い出すのだ。
「おかねがたまったら、アークワンドをかうといいよ。
商人さんに代購をたのんだら少し安く買えるし」
知らない人と話すのが怖かったので、定価より安い値段で売っている露店をさがして、そこで憧れのアークワンドを手に入れた。37000zくらいした。
手持ちのお金がほとんどなくなり、
にんじんを買うお金すらなくなった。
それでも嬉しかった。いっぱしのマジシャンになれた、
そんな気がしたから(遠い目)。
by uyu99 | 2005-01-21 14:05 | 雑記
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